社内UI改善の道しるべ!「デザインガイドライン」で働きやすさを創る

目次

こんにちは!RSSでPdM(プロダクトマネージャー)をしている新卒6年目のI.Nです。
入社以来、事業部システムの保守開発や運用を担当してきました。その後はデータ基盤の構築、デザイン・クリエイティブ部門のリーダーなど、さまざまなことに挑戦しています。

今回は、デザイン・クリエイティブ部門での取り組みについてお話しします。社内デザインを改善するため、「デザインガイドライン」の作成と「UIチェック」を行いました。

背景と課題

RSSは、レイスグループが顧客へ提供するサービスのシステム開発や、事業推進を目的としたシステムの企画から保守までを手掛けています。

多角的な事業を展開するレイスグループでは、社内に多数のシステムが存在します。
しかし、特に社内システムでは機能開発が優先されがちでした。
その結果、UI/UXの考慮が後回しになるという現状がありました。

また、UI/UX改善に興味や意欲を持つメンバーはいるものの、様々な課題がありました。
「UI品質が高い状態とは何か」「何から着手すべきか」が不明確だったのです。
そのため、具体的な行動に移せないケースが多く見られました。

そこで私たちは「誰でも取り組みやすい基本ルール」を明文化することにしました。この指針に基づき、改善を進めやすくする「デザインガイドライン」の作成を開始したのです。

さらに、デザイン・クリエイティブ部門が中心となり、新たな仕組みを導入しました。
各システムのUIの良い点や改善点を具体的な指標でフィードバックするものです。
これにより、担当者が自信を持って改善に取り組めるようになると考えました。

デザインガイドラインを策定するプロセス

1.まずは「スピード」を優先

私たちは「ユーザーへ提供するシステムにおいて、UI/UXの品質を維持するための規約」をデザインガイドラインと定義しました。
そして、世の中にあるUI設計の基本方針を基に、まずは必要最低限のルールをまとめました。
最初から厳密に作りこむのではなく、「運用しながら改善できる」柔軟な形にすることを意識しました。 

2.RSS向けに最適化

策定したガイドラインは、並行して進めていた、大規模な社内システムのリプレイスといった実際のプロジェクトを通して改善を重ねました。
このプロジェクトでは200画面ものモックアップを制作しました。
その制作過程で出た改善点をガイドラインに反映し、RSS独自のデザインガイドラインとして完成させました。

3.続けやすい仕組み作り

ガイドラインだけだと、完璧なUIを考えるのは難しいですよね。
そこで、以下のような仕組みを用意しました。

  • UIチェックリスト
    UI設計時に、最小限確認すべきポイントをまとめたリストです。
  • フィードバックシート
    ガイドラインに沿って評価する仕組みを点数形式で作成したものです。
    通知表のような形でデザインの改善点や強みが一目でわかるようにしました。

これにより、改善点はどこか、どのような改善策を実施すればいいのか、具体的にわかるようになっています。

実際に運用してみた結果

本格運用の前に、まずはいくつかのシステムでトライアルを実施してみました。

その結果、  
「チェックしていただくことで、『デザインは大丈夫かな?』という不安がなくなりました」  
「ランク分けされているのでUIの改善点がわかりやすく、改修することでUI/UXの向上に 繋がりそうだと感じました。」
「評価やコメントなども成績表みたいでとても面白いです!」
など、対象システムの担当者からポジティブなフィードバックを数多くもらえました。

また、社内全体にこの取り組みを発表し、「興味がある人は声をかけてください!」とアナウンスしたところ、予想以上に多くの反応がありました。取り組む人々の意識に、良い変化が起き始めていると感じています。

運用の中で見えてきた課題

トライアルを進める中で、以下の課題が見えてきました。  

  • 評価項目がわかりにくいと感じるケースがある
  • 評価の作業負荷が大きい

これらの課題に対応するため、改善を続けています。

具体的には、デザインガイドライン自体の見直しや、チェック基準の認識合わせなどです。さらに、UIチェックやフィードバックをダブルチェックする体制も整えています。

まとめ

今回の記事では、デザインガイドライン策定の背景と、運用の過程で得た気づきについてお話ししました。
まだ試行錯誤の段階ですが、「デザインを改善したいが、多忙で手が回らない、詳細がわからない」という壁を、少しでも低くしたいと考えています。そのために、この仕組みが役立てば嬉しいです。
社内で「改善の旅」を少しずつ進めながら、今後も皆さんと一緒に働きやすいUIを目指していきます!

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